概要
世界的名著『7つの習慣』セミナー講師が、1000回超の講演で学んだファシリテーションの極意を公開!ものを教える・伝える側が忘れてはいけない"How to Be"への意識とスタンスとは!?
「テクニックやノウハウは手に入れたけどうまく使えていない気がする…」
「教師として、何でも答えられなければと思っている…」
「良い授業ができていると思うのに、なぜか生徒がついてこない…」
こうした疑問や悩みを解決するには、「どうするべきか(How to Do)」を考えるのではなく、「どうあるべきか(How to Be)」という問いに立ち返る必要があるかもしれません。
ファシリテーターとして、数多くの研修やセミナーを実施してきた上条氏は、「ありたい姿に成長していくためには、知識やノウハウだけでは足りない」といいます。
もちろん、それらも必要とした上で「自分はどうなりたいか」「何を望んでいるか」という部分がなければ、そもそも成長は難しい。
本作では、その問いに向き合う最良のコンテンツとして『7つの習慣』に出会うまでの経緯に始まり、そこからファシリテーターとして上條氏が学び、身につけてきた“あり方”についてお伝えしていきます。
「すでに知っている」という感想に留めることなく、先生方の今の"あり方”と照らし合わせながら、「どうあるべきか」を軸に授業改善を考えられるコンテンツです。ぜひ、ご覧ください。
上條 はい。ありがとうございます。さて、この答えを知っている方はいますか?まず、最初の質問、「『7つの習慣』の7は、なぜ7なのだろうか?」からです。これは、私が直接コヴィー博士に聞いたわけではないのですが、ある人からこのことについて、話を聞きました。
ジェームス・スキナーがコヴィー博士に会い、「何で7つにしたんだ?」と聞いたそうです。そうすると、コヴィー博士は、「人間が記憶する最大の数が『7』だからだ。8個以上記憶するのは難しいと言われている。7つだったら、一般的な人であれば、記憶できる無理のない数字だからだ」と答えたそうです。
「そのようなことがあったのか」と、私もそれを初めて知りました。何となく「7」は縁起が良いと捉えることもできると思いますが、コヴィー博士が「7」にした理由は、どうやらその点が一つあったようです。
それから、次の質問です。「〆」は漢字ですか?そうです、〆日の「しめ」です。こ...
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