概要
世界的名著『7つの習慣』セミナー講師が、1000回超の講演で学んだファシリテーションの極意を公開!ものを教える・伝える側が忘れてはいけない"How to Be"への意識とスタンスとは!?
「テクニックやノウハウは手に入れたけどうまく使えていない気がする…」
「教師として、何でも答えられなければと思っている…」
「良い授業ができていると思うのに、なぜか生徒がついてこない…」
こうした疑問や悩みを解決するには、「どうするべきか(How to Do)」を考えるのではなく、「どうあるべきか(How to Be)」という問いに立ち返る必要があるかもしれません。
ファシリテーターとして、数多くの研修やセミナーを実施してきた上条氏は、「ありたい姿に成長していくためには、知識やノウハウだけでは足りない」といいます。
もちろん、それらも必要とした上で「自分はどうなりたいか」「何を望んでいるか」という部分がなければ、そもそも成長は難しい。
本作では、その問いに向き合う最良のコンテンツとして『7つの習慣』に出会うまでの経緯に始まり、そこからファシリテーターとして上條氏が学び、身につけてきた“あり方”についてお伝えしていきます。
「すでに知っている」という感想に留めることなく、先生方の今の"あり方”と照らし合わせながら、「どうあるべきか」を軸に授業改善を考えられるコンテンツです。ぜひ、ご覧ください。
上條 そして、もう一つ皆さんにご案内したいことは、コヴィー博士から直接、私たちが教えられたことです。コヴィー博士には「99人の心を掴む鍵は一人への接し方だ」ということを教えられました。
今日も100人以上の方がいますが、100人以上のここにいる人たちの心を掴むには、一人への接し方だと教えられたわけです。
全体を大切にしなければならないことは、その通りです。しかし、「全体を大切にしたいがために、一人をないがしろにするな」ということです。つまり、「質問が出てきた時、その質問者を本当に大切にしてください」ということなのです。質問が出てきたことに対して、ありがとう、とてもいい質問をしてくれてありがとう」とまず感謝することです。
その時、どうぞ目を見て話をしてください。「その人だけを、講師が見ている。そうす...
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