概要
教えたがりだった教師が、なぜアクティブ・ラーニングに目覚めたのか。
解を与えない日本史授業のあり方とは?
「先生の授業、面白かった。でも、学んだものは、ない」
卒業生に言われた言葉。
面白い小話をしていても、生徒に学びは残らないと知った。
「先生の想い、生徒に伝わってないですよ」
授業のあり方を変えてしばらくして生徒に言われた。
独りよがりの授業をしていたと気づいた。
「先生の授業で、いろんなことを学べた。先生が導いてくれたって、今はわかる」
そして今、卒業生からこういわれるようになった。
アクティブ・ラーニングはやり方ではなく、あり方。
自分がいなくても、学び続ける生徒を育てたい。
教えたがりだった杉山比呂之先生が、失敗を繰り返しながらつかんだアクティブ・ラーニングを促す授業とは?
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【実際の授業映像】
<対話10分>
杉山 比呂之先生(以下、杉山) はい。OKです。そしたら、振り返り、今日はやって、最後ちょっと色々と今の状況とか、うんぬんとか書いて。まだあと10分あるので。提出するけど、問題やってってほしいな。特にこのペアは。問題と宿題のほうも。
男子生徒 はい。分かりました。
杉山 はい。1ペア終わりです。はい、OKです。ただ、また回収するので、振り返りシート、しっかりやってください。
【インタビュー映像】
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