概要
「全員が分かるようになる授業」を追い求めたら「生徒の活動を邪魔しない授業」に行き着いた。
隠岐島前高校鍋田先生の生物授業とは?
◆「アクティブ・ラーニングをやっているつもりはなかった」
鍋田先生は今から5年ほど前、「自分がどんな工夫をして説明しても、結局全員を分かるようにすることはできない」という考えに至ったそうです。
鍋田先生はその現実と向き合い、授業のあり方を抜本的に変えました。
そして行き着いたのが「生徒の活動を邪魔しない授業」でした。
◆「先生の話、長過ぎ!」生徒が本音を言い、生徒と一緒に授業を作る授業の主役は生徒。
教師は場づくりをするのが仕事と鍋田先生は言います。
授業の終わりに生徒が書く振り返りには「先生の話が長過ぎた」と書かれることも。
そういった声をも大切にし、突き詰めてきた鍋田先生の授業とはどのような授業なのでしょうか?
鍋田先生にお話をお伺いしましたのでぜひご覧ください。
【実際の授業映像】
男子生徒 そしたら、これは、外側は元々のやつね。元々のやつに、この周りにヌクレオシドって、この4つ。ウジャウジャいるわけ。それで、どんどんウジャ~ってくるわけよ。TがAに。そしたら、これが出来てきて、そこにリン酸と、DNAだから
ディオキシリボースで作られた紐状の部分が来て、それで、ここでピシャッと切られて。そしたらさ、こことさ。
【インタビュー映像】
鍋田修身氏(以下、鍋田) 困ったときに、人に助けてとか、教えてとかって言える力は、実はすごく大事で、そ...
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