概要
講師:NPO法人 コヂカラ・ニッポン代表 川島高之
子ども教育の目的は「子どもが自立した社会人」に育つこと。
そしてそのために必要なのが、「子どもが実社会で役に立つという”本番のキャリア教育”」だと思います。
適性テストなどを通じ職業を選択させる「危ないキャリア教育」や、近所の店で1~3日の職業体験という「ごっこ遊び的なキャリア教育」ではない、本物のキャリア教育について、事例を取り入れながら説明します。
<事例:地域の子どもが商店街を活性化!>
2つ目は、地域の子どもが商店街を活性化するというプロジェクトです。今、大型店の進出で商店街が疲弊、弱体化し、お客さんが離れて行くということが大きな問題になっています。
このプロジェクトは、子どもたちがお客さんとしてビンゴゲーム、アンパンマンショーを見に商店街に来るのではなく、その商店街を盛り上げる側になります。盛り上げる側に子供たちが回ったという事例です。
つまり、自分たちの力で自分たちの住んでいる商店街を活性化する、そのために何をしたらいいかを、やはり子どもたちが考えて実行しているプロジェクトです。このプロジェクトはまだ続いています。
商店街に人が来てくれるためには、どんなイベントをやったら来てくれるだろう?どれだけどういうことをすれば、同年代が来てくれるだろう?というテーマから入りました。そして、ものを売ってみる。売るからに...
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