概要
講師:NPO法人 コヂカラ・ニッポン代表 川島高之
子ども教育の目的は「子どもが自立した社会人」に育つこと。
そしてそのために必要なのが、「子どもが実社会で役に立つという”本番のキャリア教育”」だと思います。
適性テストなどを通じ職業を選択させる「危ないキャリア教育」や、近所の店で1~3日の職業体験という「ごっこ遊び的なキャリア教育」ではない、本物のキャリア教育について、事例を取り入れながら説明します。
<事例:高校生の力で地方創生!>
次は、自分たちの地元で採れる農産品を使った新しい商品を開発して、それを東京のみならず、世界中に売る。それを通じて、地方の産業振興、地方創生に繋げる。これを高校生たちが自ら企画して運営しているプロジェクトです。
その第一弾として、もう商品化、製品化されている既存の特産品を、この子たちが東京に来て、日本橋の高島屋という日本トップクラスのショッピングセンターで販売しているという経験をしました。
教科書でしか学んだことのないリアルな大人の社会や、ビジネスの世界、あるいは売るためにどうしたら良いかや、売れなかったときの悔しさ。こういう経験が、将来自分の役に立つのだと思います。
役に立つところはどこなのか?それは自分の爺さん婆さんが育ってきたこの地域、父ちゃん母ちゃんがいま一生懸命仕事している地元の地域に役に立つということに気付き、主体的に高校生が...
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