概要
「高専」におけるアクティブ・ラーニングの実践
授業がわからない学生の本音と先生の「覚悟」の秘密
小テストを工夫したり、説明の仕方を変えてみたり、あれこれ考えて改善をしていっても、毎年、一定の割合で単位を落とす学生がいる。
この状況を、何とかしたい。
鈴木先生はそんな思いから、何か方法はないかと本やインターネットで情報収集する中で、今の授業方法にたどり着いたそうです。
「先生の話を黙って聞き、一人で問題を解く」という授業から、「学生同士で『学び合い』、しっかりと理解する」授業へ。
授業では、数学を理解すると同時に、生きていく上で重要な「人に相談する力」を、身に付けていきます。
鈴木先生が「人に相談する力」に着目するようになったのは、ある学生との対話がきっかけでした。
授業が分からないという学生の意外な本音とは? ぜひご覧ください。
【授業映像】
鈴木 道治教授(以下、鈴木) 明日、明後日の授業は過去問をやるから。今日は、セクション2のまとめ。練習問題をやります。明日、明後日の過去問やる時にも注意するけども、第6章の円と楕円と双曲線と放物線、4つやったでしょ。直線以外は。
これ全部、どれも問題には入っているから。だから、これはやっておかないでおこうとかいうのは無しなのね。いま配った練習問題、それぞれ楕円とか円とか双曲線、放物線の問題が入っているので、全部分かるように。もうすでに習った内容だから、もういきなり取り掛かってください。
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