概要
「高専」におけるアクティブ・ラーニングの実践
授業がわからない学生の本音と先生の「覚悟」の秘密
小テストを工夫したり、説明の仕方を変えてみたり、あれこれ考えて改善をしていっても、毎年、一定の割合で単位を落とす学生がいる。
この状況を、何とかしたい。
鈴木先生はそんな思いから、何か方法はないかと本やインターネットで情報収集する中で、今の授業方法にたどり着いたそうです。
「先生の話を黙って聞き、一人で問題を解く」という授業から、「学生同士で『学び合い』、しっかりと理解する」授業へ。
授業では、数学を理解すると同時に、生きていく上で重要な「人に相談する力」を、身に付けていきます。
鈴木先生が「人に相談する力」に着目するようになったのは、ある学生との対話がきっかけでした。
授業が分からないという学生の意外な本音とは? ぜひご覧ください。
【授業映像】
【インタビュー映像】
<課題の全員達成について>
鈴木 それに向かって行けみたいなことはあえて強くは言っていません。彼らは基本的に、卒業するまで5年間あのクラスで、組替えがないので、彼らのペースに任せようと思っています。こちらがギュッと押さえつけてやってできたものは長続きしないかなと感じているので、時々「全体を考えてやれよ」というようなことは言いますが、それを受け止めるかどうかは、彼らの選択に任せたいと思っています。
私...
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